どーもー!くさちゃんねるです!
youtube動画で虫みたいな深海生物「オオグソクムシ」を食べてみました。
私自身、虫は大が10個くらいつくほど苦手で、オオグソクムシを食べることにかなりの抵抗がありました。
しかし、youtubeの変わったものもなんでも食べるというジャンルでやっていくことを決めた以上、登竜門だと思います。
こちらの記事ではオオグソクムシの調理背景や、くさちゃんの心境なども併せてみていきましょう!
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- オオグソクムシを購入する
- オオグソクムシを開封して恐怖の撮影会をする
- オオグソクムシを観察してみる
- オオグソクムシを食べよう!恐怖の下処理
- オオグソクムシを素揚げにしよう!
- オオグソクムシの素揚げの完成!
- オオグソクムシの素揚げは改良すればかなりいける!
オオグソクムシを購入する
まずオオグソクムシを入手する経路なのですが、いつもお世話になっている「肉とサーカス」さんでポチりました。
肉とサーカスさんでは、オオグソクムシに限らず変わった肉や食べ物を通販で買えるだけでなく、飲食店もやっています。
いつか食べに行けたらいいなぁと夢見ております。
購入する前に画像が表示されるのですが…
モロにダンゴムシ。
深海生物とはいえ、等脚類のフォルムが完全に虫なのです。
日頃の酒が効いているのか、はたまた恐怖心からか購入するボタンを押す手が、かすかにふるえていたのを覚えています。
オオグソクムシを開封して恐怖の撮影会をする
無事に肉とサーカスさんから迅速な対応でオオグソクムシを冷凍で送っていただいたのですが、食べる勇気が出ずにしばらくの日数冷凍庫で眠らせ続けていました。
しかし、食べることでまた一つ成長できるのではないか…
ガッツを持つことで、より魅力的な女性として輝けるのではないか…
そう信じて開封することに決めたのですが、袋から出してyoutube用のサムネを撮ったのですが、撮影中恐怖で「はあぁ!!」「ぐえぇええ!」という声をあげてしまいました。
その写真がこちらです。閲覧注意です。
このような姿を近距離で、レモンの上にまたがらせているのですが位置や向きを変えなければなりません。
脚も外に出るように引っ張る必要もあり、調理する前からオバケ屋敷から出た後のようにげっそりしました。
オオグソクムシを観察してみる
くさちゃんねるの動画の中で最初に食材がどんなものなのかを簡単に説明するシーンがあるのですが、オオグソクムシも同じように紹介します。
勇気を出して裏返しにし全体を伝えますが、並ぶ無数の脚がイカしてますね。
目はこちらの画像では分かりにくいですが、黒いサングラスをかけたような感じでクールな表情をしています。
ゾッとしますが、「みんな大好きな海老」も同じように脚がわしゃわしゃしていますし、そう考えれば兄弟のようなものかもしれません。
ちなみに、オオグソクムシよりも大きい「ダイオウグソクムシ」はフナムシやダンゴムシなどの等脚類の中でも最大級だそうです。
なので、オオグソクムシは二番目の大きさということですね。
食べるものは雑食性で深海にふわっと流れ着いた死骸などを食べてくれるので「海の掃除屋」とも呼ばれているそうです。
オオグソクムシを食べよう!恐怖の下処理
調理を始めていきましょう。
まずはオオグソクムシの脚と脚の間からハサミなどで切れ込みを入れて内臓を出さなければなりません。
並ぶ脚の間をはさみで断ち切りますが、切っている感覚としては薄く切ったナタデココみたいな感じでコリっとしていました。
そして綺麗に内臓を取り除いていきますが、水圧を使うとさらさらと流れていってくれるので少し楽ですが、とんでもない臭いが漂います。
下水管のニオイというのが伝わりやすいでしょうか。
しばらく流水を頼りに内臓を出していると、とんでもない量の内臓があふれ出てきてしまった。
もりもりと水圧で溢れ出る謎なアレコレ…
焦ってシンクにオオグソクムシを落としてしまいます。
私と同じようにオオグソクムシを食べてみたいという方がいれば先に、結構な量の内臓が出てくるからねと忠告しておきます。
少しすると綺麗になってきたのでよく水気を切っておきましょう。
オオグソクムシを素揚げにしよう!
オオグソクムシを揚げていきますが、他のyoutuberさんの動画を拝見すると、特に小麦粉などもつけずにそのまま油の中に放り込んでいました。
先輩がやっているなら間違いないので、私も同じように素揚げにしてみます。
下水臭を放つオオグソクムシ、揚げるとどんな風になるのか恐怖も吹っ飛びかなり楽しみになってきました。
片面15分程度揚げてからひっくり返してみると、とんでもなくこんがりしています。
揚げる前のうっすらピンク色から、白くこんがりした状態に変化してちょっと美味そうな感じですね。
脚側も同じく15分程度揚げて完成を待ちます。
オオグソクムシの素揚げの完成!
こちらが完成したオオグソクムシの素揚げです。
待ち遠しい揚げ時間を乗り越え、ようやく完成しました!
見るからに香ばしくて食欲をそそりますし、確実に酒に合うことを確信しました。
隣には小さく切ったレモンを添えて、シンプルに塩でいただくとしましょう。
まずはひとくち…
ザクザクという音が脳の奥まで響き渡るほど心地よい。
噛むごとに広がる、あの覚えのある味。
そう海老の味、海老をもっと濃くしたような感じで噛むごとに旨味が感じられます。
時間をかけて揚げたことで香ばしさもあり、料理に使われる「海老油」を想像させます。
ただ殻がかなり分厚いからか、咀嚼すると口の中をギタギタに傷つけるだけでなく、咀嚼し終わったゴマゴマしたオオグソクムシが口腔内に張り付いてなかなか飲み込めない。
これを改良するとすれば殻をすべて引きはがして、ニンニク醤油で唐揚げにするとかなり美味だと思います。
脚の部分は海老の脚の固さと似ているため、サクサクとしていいアクセントになりそうです。
オオグソクムシの脚せんべい的な感じで食べるのも間違いなく最高ですね。
こんなに香ばしい食べ物を食べていたら飲まないわけにはいかないです。
みなさん、お疲れ様です。
先に逝かせていただきます。乾杯。
オオグソクムシの素揚げは改良すればかなりいける!
今回はオオグソクムシというダンゴムシそっくりな深海生物を素揚げにしてみました。
見た目はゾクゾクするほどとんでもねぇ感じなのですが、調理途中からわくわくさせてくれて感情揺さぶり系な食材でした。
もしも皆さんも「変わったものが食べてみたい」とおもったらオオグソクムシも視野に入れてみてはいかがでしょうか。