集合体恐怖症は閲覧注意!不気味で知られる蓮の実!茹でて揚げて食べたらビール必須
どーも!くさちゃんねるです。
蓮の実(ハスノミ)は蓮の花が枯れた後、花托(カタク)というがくのようなところにできるツブツブした実のことです。
花はなんとなく神聖なイメージもあるかもしれません。
根っこの部分はレンコンとして親しまれていますね。
平らな面の花托にツブツブした実が埋まっているその様は、苦手という方も多いかもしれません。
よく閲覧注意のグロ映像や画像などでも「蓮コラ」として見つけることがあるかもしれません。
こちらの記事では、以前調理して食べた蓮の実(ハスノミ)のyoutubeの撮影背景や食レポなどをお話していければと思います。
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- 観賞用ではなく「食べるために」蓮の実の注文
- 食べる準備で蓮の実の花托を切り落としてみたらびっくり
- 花托をむしって実を取り出して塩ゆでに
- 美味しく食べよう!蓮の花托の肉詰めにチャレンジ
- 蓮の実・花托の肉詰めの完成
- 蓮の実は美味しいが花托は改善が必要
観賞用ではなく「食べるために」蓮の実の注文
まず、蓮の実を食べるためには入手するところからです。
ご家庭によっては花瓶に他の花と一緒に飾っていることもありますね。
しかし食用で販売されている蓮の実はあまり見かけません。
そこで、観賞用の蓮の実を購入することにしました。
購入した観賞用の蓮の実は1本264円。
今回は調理に失敗して撮影が滞らないように5本購入しました。
数日して自宅に届いた箱の高さは、こちらの画像ではわかりにくいのですが、おおよそ70センチ程度の長方形の段ボールに入っています。
段ボールから取り出そうと上部を開けると全面ブツブツの表面がこちらを覗いています。恐怖でちょっとトリハダが立ちました。
茎の最下部には枯れないようになのか、ずっしょり濡らしたティッシュのようなものが付いていて、その周りはビニール袋で覆われています。
食べる準備で蓮の実の花托を切り落としてみたらびっくり
箱から出した蓮の実もかなりの長さで、撮影する際に画面に収まりきらないので
花托の最もグロな部分と茎の部分で切り離すことにしました。
まな板に乗せてみたらとんでもないことになっていますね。
シンクからガス台まで侵略しています。
さすがは観賞用の蓮の実ですね。
どのような花瓶に入れたとしても、どのような角度で生け花剣山に刺しても、映えるように余裕のある長さで販売しているということでしょう。
レンコンは最初から最後まで穴が開いていることは誰にでもわかることかと思いますが、花托と茎を切ってみると驚くことが分かりました。
蓮は根っこからてっぺんまで穴がつながっているのです!
分かりにくいと思うのでこちらも画像で。
こんな感じで穴が開いていて、ミニレンコンみたいでちょっとかわいいですよね。
ちなみに穴の開いたミニレンコンも細く切ってきんぴらなどにして食すこともできるそうです。
この穴は水上に伸びている葉っぱの部分までつながっているそうです。
葉っぱに開いている穴から水中の根の部分へと酸素を取り込むために、このような構造になっています。
花托をむしって実を取り出して塩ゆでに
早速、花托から実を取り出すのですが他のyoutube動画を視聴してみると、皆さん手で花托をむしっています。
見よう見まねでむしってみると、むしった時の音が「むしゃぁああ」としていて、スポンジのようでちょっと楽しいです。
むしって実のある所に亀裂が入ると簡単にポロッと取ることができます。
こちらのキモさ・気持ちよさは上に記載したyoutube動画のほうが伝わるかもしれません。
この取り外した実の周りには1ミリにも満たない薄皮が付いているので、そちらも剥がします。
そのあと、塩を少し入れたお湯で10分程度茹でれば食べられます。
美味しく食べよう!蓮の花托の肉詰めにチャレンジ
蓮の実・食べるなどで検索をかけると、ほとんどが上記で書いたような実の部分のみを食べるようなレシピや動画が多くあります。
今回は先ほどは引き裂いてむしっていた花托も食べていきます。
とりあえず、花托を輪切りにして中に残っている実を取り出していきます。
ぞぞぞっとしてしまうような見た目ですね。
集合体恐怖症の方はトリハダを超えて失神している頃でしょうか。
肉詰めなので、中に詰めていく肉と玉ねぎも準備してぎゅぎゅっと詰めていきますが、集合体恐怖症ではない私でも、ちょっと声がでてしまうほど圧倒されます。
蓮の実が詰まっていた穴にも指でネチネチと肉を詰めたものを2つ作りサンドして、焼いていきましょう。
花托サンドがバラバラにならないように、多少の片栗粉をまぶしてみたのですが不気味さが倍増したようにも感じます。
こちらの肉詰めは、焼き時間が分からないので片面が焦げるか焦げないかのギリギリで、弱火でじっくり加熱します。
蓮の実・花托の肉詰めの完成
完成しました!
上の画像が蓮の実の塩ゆで、下の画像が花托の肉詰めです。
花托の肉詰めの方は、まだあの恐怖の穴ぼこは健在で、全開でこちらに主張してきています。
すこしでもグロさが視聴者さんから薄れるように、可愛くミニトマトも添えてみました!
早速食べていきましょう。
蓮の実の塩ゆではどんな味?
まずは蓮の実の塩ゆでを食べてみますが、ひとくち入れるとあの見た目からは想像できないほど美味しいです。
塩気が効いているからか、ほんのりと実の甘さを感じるだけでなく誰しもが知っているあの味にそっくりです。
そう、トウモロコシです。
香りや味そのものがトウモロコシの塩ゆでにそっくりで、食感はもっと柔らかく口に残る感じもありません。
これは、ビールが欲しくなります。
間違いなく知人に「蓮の実があるけどいる?」と、何かのきっかけで聞かれることがあるとすれば「ほしい!」と答えます。
まさに、絶品と言っても過言ではないでしょう。
蓮の花托の肉詰めを実食!
続いて蓮の花托の肉詰めを食べてみますが、ひとくち噛んだ瞬間にサンドが剥がれ落ちました。
味は特にありませんが、食感がイマイチかもしれません。
蓮の実を取り出すときの「ファシュファシュ」した感じが、焼いてもそのまま残っており、歯を肉詰めに食い込ませてもなかなか千切れません。
咀嚼を繰り返すと、ぼそぼそと少し残る感じもあります。
「ちょっと酒を飲むから、適当にゆっくりつまめるものはないかな?」という感じで食べるならばよいかもしれませんね。
他に改善策としては、肉を挟まないで薄く切り、天ぷらや唐揚げにするといい感じにパリッとしていけそうです。
蓮の実は美味しいが花托は改善が必要
今回は蓮の実と花托を調理して食べるという料理にチャレンジしてみました!
蓮の実はトウモロコシの味にそっくりで美味しかったのですが、花托のほうは調理方法を改めた方がいいことが分かりました。
こちらの動画で使用した蓮は観賞用なので自己責任で食べてしまいましたが、もしも食用で手に入ったら、是非食べてみてください。